労働基準法は民法より優先する法律

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労働基準法は民法より優先する法律

労働基準法は民法より優先する法律

労働基準法は、民法の特別法にあたります。
民法は一般的に広く適用される効力を持つのに対して、この法律は特別法なので、労使関係に関することがらに限定された効力しかもちません。
しかし、労使関係に限定されているがゆえに、労使関係についてはこちらの法律のほうが優先的に適用されます。
例えば、民法では契約については、両者は対等の立場で契約を結ぶことが前提とされており、「いつでも解約の申し出をすることができる」と定められています。
しかし現実には、理由もなく会社が社員を解雇することは認められていません。
これは、特別法である労働基準法によって、「客観的に合理的な理由がない解雇は権利の濫用として無効とする」と定められているからです。
このように、一般法と特別法とで異なる規定がある場合には、特別法のほうが優先します。
特別法に規定がないものに関しては、一般法である民法が適用されます。
例えば社員からの退職希望については、民法の規定が適用され、2週間前に解約の申し入れをすることで退職ができることになっています。